よく噛んで はいけない?

「よく噛んで食事をしよう」「噛むことが脳の活性につながります」ということを耳にしたことがありませんか?
これは、間違ってはいませんが、注意が必要です。
よく噛んで、というのは、数回噛んだだけで飲み込むの(早食い)はよくないですよ、ということです。一口につき30回くらい噛むと良いと言われています。きちんと咀嚼すると唾液がよく出て、消化がよくなり、また時間をかけて食事することで満腹中枢がみたされ、肥満の防止になります。
よく噛む というのは、力を込めて噛むことではありません。過剰に力をかけることは、歯を壊すことに繋がります。また、固いものを噛んでも、歯が鍛えられることはありませんので、悪しからず。その方の歯の状態によっては、固いものは避けてもらった方が良いこともあります。
嚙むことは脳への血流を増やし、良い刺激を与えます。しかし、だからと言って、1~2時間もガムを噛んでいる、というのもやりすぎです。
歯に痛みや、違和感があって歯医者に行っても、むし歯ではありません、と診断されたら、その原因は力のせいかもしれません。特に、もう奥歯が無いのに、力のかかる癖がとれない方は、どんどん歯を失う可能性があります。
と、ここまでは噛みすぎの話をしましたが、ここからは噛まなさすぎの話です。
小さい頃から、やわらかいものばかりの食事だと、顎が発達せず歯並びが悪くなる可能性があります。食の欧米化が良くないとの意見もあります。
ですので、ある程度は歯ごたえのあるものを食べた方が、子どもの成長のためには良いかもしれません。
なんでもやりすぎはよくありませんので、ほどほどに。
2022年04月18日 08:52