困難を乗り越える
それと似たようなもの?で、強い痛みがあり、それを医者が取り去ってくれた時、患者は医者にすごく感謝するかもしれない。
逆に、痛くもないのに、治療を受けた後、痛みが出たら、医者を恨むかもしれない。
痛くなってからじゃ遅いですよ、と私がよく言っています。
しかし前述のように、患者さんが困ってから治療をした方が、『治った!良くなった!』と感じ、良い先生と思ってもらえるかもしれない。
困ってもないのに、あちこち治療が必要だと言われ、時間も費用もかかり、時に治療過程で痛みが出ることもあれば、良い先生とは思ってもらえないかもしれない。
ただ、今は本人が困っていないだけで、潜在的には良くない状態というのはありえます。よくあります。
歯周病がかなり進行しているとか、咬み合わせがよくないとか。虫歯も痛み無く進行することもあります。
困難に立ち向かうことも、若いときに苦労をすることも大事だと思います。しかし、虫歯や歯周病など子供のうちから予防できるのに、それをせずに後々苦労するのは何の利益もうまない、もったいないと思います。歯科での苦労は経験しなくて良いものです。
人から感謝される事がやりがいになる、とはよく言われる事ですが、
私はどちらかというと、患者さんのかなり悪い状態を治して感謝されるよりも、悪くならないように手助けをして感謝されたいです。なかなかそういったケースは無いですけどね。
2026年06月03日 10:20