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鳥羽の木村歯科医院はお口の健康を通じて、全身の健康のお手伝いをいたします。

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虫歯は黒い?痛い?

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 患者さんから「この黒い部分は虫歯ですか?」と質問されることがあります。他には、私が虫歯の所を指摘しても、患者さんが「でも痛くないんですけど…」と言われることもあります。
 
 患者さんによっては、虫歯は黒いもの、虫歯になると痛い(痛くないから虫歯ではない)といった認識があるようです。しかし、これは間違いです。虫歯でも黒くないこともあるし、痛くないこともあります。痛みが無くても、虫歯がすごく進行している場合もあります。
 偉そうなことを言うわけではないのですが、やはり一般の方が自己判断するのは難しいということです。

 ですから、痛くないから何ともない、という判断は危険です。痛くなったらでは手遅れになる可能性も大きいのです。また、「穴が開いた」と自分で気づいた場合も遅いかもしれません。虫歯で穴が開き、患者さん自身が気付くほどになったのであれば、そのむし歯は相当に進行した状態だといえます。

 虫歯の部分が大きければ大きいほど、歯の寿命は短くなります。ですので、虫歯も早期発見・早期治療が良いのです。あまりにも早期の治療はやりすぎの場合もありますが。

 痛いから虫歯になっている、とも言えません。力が過剰に加わることで、歯が痛むことがあります。この場合の痛みは、治療をしなくても落ち着いていくことがありますが、歯に力がくわわる習慣や癖があれば、それを自覚し、対策は必要です。

 とにかく、自己判断よりも歯科医院で診させてもらう方が良いかと思います。そして、自覚症状は無くとも、定期的な検査とそうじをお勧めします。
2023年09月20日 15:35

歯ぐきからの出血

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 歯周病の症状の一つに、歯ぐきからの出血、があります。これは、どういった状態かを説明します

 歯と歯ぐきの間に小さな溝があります。歯の付け根を磨けいていないと、そこに細菌がたまり、溝の中へ入っていきます。その結果、溝の内側が炎症を起こし、出血してきます。
 この出血は歯ぐきの内側から起こっているものですので、歯ブラシで傷つけて出血してきているわけではありません。磨きすぎて出血しているのではなく、磨けていないから出血してくるのです。
 この出血してくる歯ぐきの内面は、潰瘍となった状態です。胃潰瘍とかの潰瘍と同じです。簡単に言うと、粘膜がただれた状態です。
 歯周病が進行した人は、面積にすると、手のひら全体が潰瘍になったくらいの炎症が起こっています。

 出血していて、なにが良くないかといえば、血が歯周病菌にエサになってしまうからです。ですので、歯ぐきからの出血が続けば、細菌は大喜びで増えていきます。その結果、歯ぐきが腫れたり、その過程で骨が溶けてしまいます。最終的には歯が抜け落ちます。

 歯周病は、初期段階で抑えることが出来れば、恐れることはありません。しかし、かなり進行してからでは歯を残すことは難しくなります。ハミガキの時に少し血が出た、くらいの初期段階で対処しなければいけないのです。
2023年08月18日 15:32

歯を残したい!

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 ほとんどの方は、「歯なんて要らない」とは思っていないはずです。
 「この歯は残せません、抜いた方がいいです」と歯科医師に言われると、「ええー、そんなあ」とショックを受けたり、「抜くのは嫌だ」と治療を拒否される方もみえたり様々ですが、マイナスの感情を抱く方がほとんどだと思います。
 
 ただ、歯医者も抜歯が好きなわけではありません。抜歯も治療のひとつであり、その歯を残しておく方がデメリット・不利益が大きいため、抜歯を勧めるのです。
 「当院は歯を抜きません」「抜かずに治します」といった事を謳う歯科医院もありますが、やはり状況によっては抜かないと治療は出来ません。

 私も、何とか残せないかと考えながら治療はします。安易に抜歯は勧めません。歯を残したいのは、歯医者側も同じです。ただ、とにかく抜かないのが良いわけではないのです。
 また、本当に歯を残したいのであれば、やるべきことをやらなければいけません。思っているだけで行動に移せていなければ、歯を守ることはできません。
 
 その歯を守るための行動というのは、歯の手入れ、食事の仕方、歯科医院でのメンテナンス等です。どれが欠けてもいけません。
 『歯はどうしても抜きたくない!』と言われても、歯の手入れもろくにせずに、定期検診にもみえず、どうしても痛くなってから来る患者さんの歯を守ることは出来ません。
 また、せっかくハミガキをがんばるようになっても、特に奥歯を失った後では、残りの歯に負担がかかりすぎることで、歯が壊れて、失うことになってしまいます。歯を残すためには、しっかりしたかみ合わせが大事です。
 歯のトラブルは本当に、後悔先に立たず、です。後悔する前に行動に移しましょう。
 
2023年07月19日 15:24

歯科衛生士

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 皆さん、歯科衛生士という職業をご存じですか。
 国家資格のひとつであり、お口の中をキレイにしたり、健康を守るために働く医療従事者です。
 
 仕事内容としては、歯周病の治療を行うことがメインです。
 歯周病の治療は、簡単に書くと歯のそうじ(歯石取り)です。しかし、歯石を取ることも必要ですが、一番大事なのは、患者さん自身に歯の手入れが上手になってもらうことなのです。
 中高年の男性にありがちですが、衛生士が「普段はどうやって磨きますか」「ここはこうやって磨いてもらうといいですよ」等、お話しても、面倒くさそうにしている場面をみかけます。
 ハミガキ指導ともいうのですが、人に指導や注意するというのはお互い気持ちの良いことではありません。しかし、患者さんのレベルが上がらないと、歯周病は良くならないし、また虫歯にもなってしまうので、こちらはお話するのです。

 厳しく言えば、虫歯や歯周病になったのは本人のせいです。ですので本人が変われなければ、虫歯や歯周病が良くなることはありません。
 中にはあんまり手入れをしていなくても、虫歯や歯周病になりにくい方もいますが、少なくともハミガキ指導をされている方は要注意な方です。注意どころか警報レベルかもしれません。

 ぜひ歯科衛生士の言うことに耳を傾けて下さい。歯を守るための、大事な話をしています。
2023年06月16日 15:17

洗口液

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 ときどき「どんな洗口液がおススメですか?」という質問をされます。
 
 ここで考えなければいけないのは、何の為に洗口液を使うのか、ということです。
 ・口臭予防  ・虫歯予防  ・歯周病予防     ・口の中の乾燥を防ぐため 
など色々と理由があると思います。
 
 口臭が気になる方は少なくないと思いますが、その原因が歯周病や虫歯があったりで、口の中が不潔であることが原因であれば、まず徹底したハミガキと治療が必要です。自覚症状が口臭というだけで、痛みが無くても、病気が進行している可能性があります。それを洗口剤の使用で一時的にスッキリしても、まさに臭いものに蓋をしただけになってしまいます。

 有効成分として、虫歯や歯周病予防、歯の汚れ(度々書きますが、ここで言う汚れとは細菌のかたまりです。プラークやバイオフィルムともいいます)が着きにくく、落ちやすくするものがあります。
 これなら使っても良さそうな気がしますね。ただ、ついてしまった汚れを洗口液でとることは出来ません。歯科医院でキレイにしてもらった後、これらを使うことで、キレイの長持ちが出来る、といった感じでしょうか。

 口の中の乾燥感を訴える患者さんがみえます。これは、何らかの原因で唾液の分泌が減ったことによるものがほとんどです。
 これに洗口液で水分を一時的に与えても、問題の解決にはなりません。服薬している薬の副作用であれば、可能であれば変更できるといいかもしれません。他には、唾液腺のマッサージも効果があります。

 
 基本的には私の考えとしては、洗口液はそこまで必要だと思いません。お口の中を怪我したり、手術をして、ハミガキが出来ない時などは一時的には使うといいと思います。
 先ほども書きましたが、歯周病・虫歯予防に効果があるものはありますが、ハミガキはザーッとやって、あとは洗口液で何とかなる、といったものではありません。きちんとハミガキ、フロス、歯間ブラシ等ができて、加えて洗口液も使うと効果的ですよ、というものです。そもそも強力な殺菌作用があるとしたら、そんなものを日常的に使っていたら大変です。それによりお口の中が荒れてしまうかもしれません。

 あくまで補助的なものです。効能にも、虫歯・歯周病《予防》と書いてあるように、なるのを防ぐのであって、なってしまったものが治るわけではありません。
 特に歯周病が進行してしまった方は歯科医院でのメンテナンスが必須です。薬だけでは治らないのが虫歯や歯周病が厄介なところです。
 みんな自分で努力するのはめんどうですから、薬でなんとかなったらいいな、とは思うかもしれませんが、がんばってハミガキと歯科医院でのメンテナンスでキレイを保ちましょう。
2023年05月16日 13:48

リニューアルから五周年

 私が鳥羽に帰ってきて、5年が経ちました。
 院長(父)に代わって、私(副院長)が患者さんを診せてもらう機会が増えたのですが、ご年配の方の中には「大(おお)先生にみてもらいたい」という方もみえますので、まだまだ院長も診療しています。

 昔の(というと語弊があるかもしれませんが)歯医者というのは、患者さんの虫歯がとても多い時代でしたので、虫歯や入れ歯の治療が主体である歯科医院が多かったようです。
 私がいつも書いている、予防というのは、院長が私の年齢くらいの時には、無かった考えのようです。
 しかし、私が帰って来てから、度々『予防が大事』と言ってきました。その成果か、予防の為にメンテナンスに通ってみえる患者さんが、以前よりかなり増えてきました。

 何かあってからの治療では後手後手となり、どうしても歯の長持ちにはなりません。ですので私は患者さんが気になっていなかった事でも、状況を説明し、治療方法を提案するようにしています。それが鬱陶しい方もみえるかもしれません。
 『患者様第一』、『お子様の嫌がることはしません』と書かれているホームページなどがあります。しかし、なんでも患者さんが思うように、というのが患者ファーストではないと私は考えています。本当にその患者さんに良くなって欲しいと思えば、治療方法によっては、嫌なことも了承して治療を受けて頂いた方が、将来的には良好な状態が維持できるというケースは多々あります。よその医院で、こどもが嫌がらないようになのか、忙しくてなのか、中途半端な処置しかされず、のちに腫れてきて、当院へみえた方もいます。余計に治療が大変になって、そのお子さんも、親御さんも大変です。嫌なことから逃げると、後で大変になってしまうのです。
 そして何より、そんな大事に至らないように、予防が大切なのです。

 以前も書きましたが、歯の事で苦労をされた方は、歯医者を嫌いで、遠ざける方が多いです。しかし、そういった方こそ、歯科とお近づきにならないと、歯を守ることはできません。歯医者を嫌わないで下さい(T_T)
 先生と呼ばれる職業でも、良い人ばかりではありません。「私は良い歯医者ですよ」と言ったって、嘘くさいですが、良い歯医者と信じて通ってもらえるように、これからもがんばります。
2023年04月15日 10:22

chatGPTに聞いてみた

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 話題のchatGPTをご存じでしょうか。
 チャットボット(ロボットと会話する機能)の一種で、質問すると、かなりしっかりした返答がくるとのことで、私もやってみました。
 色々と質問してみたのですが、ここに一つ挙げます。

 『痛みもないのに、歯科を受診する意味はあるのか』と聞いてみました。
 返答はこうです、長文です。
 『はい、痛みがなくても、定期的な歯科検診は非常に重要です。歯科医師は、虫歯や歯周病などの口腔内の問題を早期に発見し、治療することができます。定期的な検診は、予防的な歯科ケアの重要な部分であり、歯を健康的に保つために必要な手段です。
 
 さらに口腔内の健康状態は、全身の健康状態にも影響を与えることがあります。歯周病などの口腔内の炎症は、糖尿病、心臓病、脳卒中などの全身疾患のリスクを増加させる可能性があります。定期的な歯科検診は、これらの疾患のリスクを減らすためにも重要です。

 つまり、痛みがなくても、定期的な歯科検診は口腔内と全身の健康を維持するために非常に重要な役割を果たします。定期的な検診を受けることで、歯を健康に保ち、予防的な歯科ケアを実施することができます。』

 適切な返答だと思います。患者さんから質問されたら、chatGPTを使って返答しても、問題ないレベルです。
 興味がある方は、使ってみてはどうでしょうか。
2023年03月13日 14:27

口腔がん

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 口腔(こうくう)がんとは、口の中にできる悪性腫瘍のことです。

 舌、歯ぐき、頬の粘膜、唇などの軟組織の他、骨にもできますが、歯には癌ができません。
 そもそも、腫瘍とは細胞が増えすぎた集まりみたいなもので、悪性となるとそれがあちこちに転移して悪さをするのです。
 で、歯はエナメル質や象牙質、セメント質からできていて、それ自体は細胞ではない為、細胞分裂も起こらないので、増えすぎることはなく腫瘍にはなりません。
 
 がんは見た目だけで診断することは出来ません。正確には病理検査といって、細胞を取って顕微鏡でみたりしないとわからないのです。
 口内炎なのか、入れ歯などで傷ついただけなのか。通常の粘膜と見た目が違う、なにかできものがあるけど、良性なのか、悪性なのか。
 心配になるかもしれませんが、自然と治ればまず癌ではありません。なので、まずは経過をみるということもあります。

 口内炎や傷のようなものであれば2週間くらいあれば治ります。逆に、何か月経っても治らない、大きくなってきている、というのは検査をした方がいいでしょう。

 お口の中を鏡で見てみて、気になることがあれば近所の歯医者へ行ってみましょう。経過観察となるか、もしくは病院の口腔外科へ紹介となるかもしれません。
 病院へ紹介するのは、先ほど書いた病理検査というのは一般の歯科医院では行えないからです。

 悪い物であれば、早期に発見・治療しておくことが大切です。
 お口の中で、気になることがあれば、気軽にご質問下さい。
 

 
 
2023年02月13日 15:35

歯並びは、見た目のため?

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 近頃テレビをみていて、歯の矯正の装置を着けている人を見かけることが多くなった気もしますが、気のせいでしょうか。

 みなさん、歯並びが悪いと、まず思うのが見た目のことかもしれません。
 もちろん見た目としても、キレイな歯並びの方がいいです。しかし、本当に大事なのは咬み合わせなのです。

 ときどき「歯の矯正をしました」という患者さんで、ぱっと見きれいに歯は並んでいるのに、咬み合わせがあんまりな方がみえます。開咬といって、奥歯の一部にしか咬み合わせが無い状態です。これは奥歯に負担がかかりやすく、良くない状態です。
 
 人間は食事の際に、下顎が動いて咀嚼するのですが、単純に上下に動くだけではなく、横に動いてすり潰す動作も入るわけです。
 この時に、糸切り歯(犬歯)がちゃんとした位置に生えていると、その歯が側方(よこ)への動きをガイドして、奥歯に負担がかからないようにしてくれます。
 奥歯(臼歯)は、縦にグッと力をいれるのには強いのですが、横からの力には弱いので、それを犬歯が守ってくれるのです。犬歯はそういった大事な役割があるため、一番根っこの長い丈夫な歯です。
 ですので、先述の開咬や八重歯というのは機能的に良くないかみ合わせなのです。

 また、単純に歯並びが悪い、がたがたで、色んな向きに生えていたりすると、歯のそうじが難しいですよね。そこに汚れが溜まって、虫歯や歯周病のリスクが上がります。
 歯並びが悪いと、被せ物や入れ歯を作る過程でも難しいことがあります。
 よい歯並びは、歯の長持ちにも繋がるのです。

 歯並びが悪い原因として、先天的なものであったり、遺伝もあります。しかし、子どもの頃からの癖や、悪い歯を放置したから、など後天的な原因もあります。
 いぜれにしても、歯並び・咬み合わせは大事ですね。ただ、矯正治療は自費になるケースがほとんどですので、経済的な理由で治療が難しい方もいるかもしれません。治療費には、数十万円~百万円くらいかかることもあります。
 子供のうちから治療を始める方が、費用が抑えられることもありますので、気になった親御さんは一度相談だけでもされることをお勧めします。
 また大人では手遅れで、どうしようも無いということはありません。高齢でも矯正治療を行うことはあります。本格的な矯正治療は、当院では行っていませんが、気になった方はご相談ください。
2023年01月14日 16:09

理想と現実

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 理想の対義語は現実です。
 そもそも理想というのが、完全な状態みたいな意味なので、そこに至ることは非現実的なんでしょう。

 歯科医師としての私の理想は、自分が担当した患者さんの歯が悪くならないように、生涯口の中の事で悩まずいられることです。
 綺麗事のようですが、せっかく木村歯科に来てもらった患者さんにはもちろん、良い状態で歯を保って欲しいですし、自分が治療した歯は一生もって欲しいです。
 しかし、こうやって書いてみると、やはり理想の反対は現実なのです、悲しいですけど。

 何度も書いているかもしれませんが、虫歯や歯周病がかなり進行した状態で、そこから何とかしようとしても、長持ちは難しいのです。
 ですので、かなり悪化した状態では、がんばってハミガキをしても、治療をしても、いつかはダメになります。
 そうならないように、子ども、なんなら赤ちゃんのうちから、予防歯科が実践できると良いのですが、これまた現実にはそういった方は少ないのです。

 私は嫌々仕事をしているわけではないですが、歯を抜いたり、削ったりが楽しいわけではありません。それが小さい子どもになら、なおさらです。
 小学生くらいになると永久歯が生えてくるわけですが、子どものうちから永久歯にむし歯ができてくるようでは、将来的にはその歯を残すことが難しくなってきます。
 以前にも書きましたが、虫歯の治療をした歯は、よほど頑張ってお口の中の環境が改善されない限り、また虫歯になります。それを繰り返すことで、歯が無くなっていくのです。

 中には、ハミガキがあんまりでも、虫歯にならない人がいます。「自分は歯が丈夫だー」と思っていると、コワいのが歯周病です。中年や高齢になって、歯ぐきが腫れた、歯が揺れてきた、と気づいた時にはもう遅いかもしれません。

 自覚症状が出る前に、対処するから予防なのです。なかなか若いうちから、歯が無くなった時のことを想像するのは難しいかもしれません。
 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
 という格言があります。ここでいう歴史とは他者の経験と考えましょう。入れ歯をしているおじいさんやおばあさんの話を聞いてみれば、「入れ歯はいいよー」という声は聞かないでしょう。歯が無くなって、入れ歯になってから、「もっと歯を大事にしておけば良かった」では遅いのです。
「入れ歯は嫌だけど、インプラントにすればいいんでしょ?」というのも甘い考えです。

 一番良いのは天然の歯です。イプラントは、歯が無くなった時の対処としては、おススメの治療方法ではありますが、手入れが出来ない、メンテナンスへ通えない方には勧められません。
 ハミガキも、歯医者に通うのも面倒だ、ようせん。という方には、インプラントなどの高額な治療をしても悪くなりやすい、長持ちしないので、もったいないです。

 生涯自分の歯でなんでも食べられるようにすることは、実現不可能な理想ではありません。ただし、それは予防歯科の実践ができた場合の話です。理想には至ることが難しくても、あきらめたらそこで終わりです。お互い頑張りましょう。
 
 
 
2022年12月13日 14:54
医院名
木村歯科医院
住所
三重県鳥羽市大明東町20-3
電話番号
TEL 0599-26-2588
診療時間
9:00〜12:00
14:00〜18:00
休診日
木曜、日曜、祝日

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